初めてのRuby on Rails

PHPerである自分が別の言語を覚えようと思い、同じスクリプト言語だし流行ってるしソースが綺麗らしいって事で、Rubyをインストールすることにしたのだが、結構手間取った。

まずRubyのインストール

$ wget ftp://ftp.ruby-lang.org/pub/ruby/1.9/ruby-1.9.2-p180.tar.gz
$ tar zfx ruby-1.9.2-p180.tar.gz
$ cd ruby-1.9.2-p180
$ ./configure
$ make
$ sudo make install

この辺までぱぱっとやる。
最新版がstableじゃないからと下手に古いのを落とすと次のgemがこけたので最新版にした。
一応バージョンを確認

$ ruby -v
ruby 1.9.2p180 (2011-02-18 revision 30909) [x86_64-linux]

gemを入れる

$ wget http://production.cf.rubygems.org/rubygems/rubygems-1.7.2.tgz
$ tar zfx rubygems-1.7.2.tgz
$ cd rubygems-1.7.2
$ ruby setup.rb

そしてrailsを入れる

$ sudo gem install rails

エラーだと...?

no such file to load -- zlib (LoadError)

軽くぐぐる

ruby extconf.rb --with-zlib-include=/usr/include --with-zlib-lib=/usr/lib

をやればいいとか書いてあるが、これってそもそも何のためなんだろ。

とりあえずextconf.rbを探してから考えることにする。

$ sudo updatedb
$ locate extconf.rb
/usr/local/src/ruby-1.9.2-p180/ext/-test-/bug-3662/extconf.rb
/usr/local/src/ruby-1.9.2-p180/ext/bigdecimal/extconf.rb
/usr/local/src/ruby-1.9.2-p180/ext/continuation/extconf.rb
/usr/local/src/ruby-1.9.2-p180/ext/coverage/extconf.rb

/usr/local/src/ruby-1.9.2-p180/ext/zlib/extconf.rb

うじゃうじゃ出てきた。

バイナリの配下にあるってことは、多分拡張ライブラリで、rubyはインストールの時にオプションを付けないと
自分でソースからライブラリを追加しなきゃいけないんだなと勝手に解釈。
言われたとおりに実行する。

$ cd /usr/local/src/ruby-1.9.2-p180/ext/zlib/
$ sudo ruby extconf.rb --with-zlib-include=/usr/include --with-zlib-lib=/usr/lib
$ sudo make
$ sudo make install

もう一度

$ sudo gem install rails
...
Fetching: bundler-1.0.12.gem (100%)
Fetching: rails-3.0.6.gem (100%)
Successfully installed activesupport-3.0.6
Successfully installed builder-2.1.2
Successfully installed i18n-0.5.0
...

今度は大丈夫そう。

インストールが終わったのでバージョンを確認

$ rails -v
Rails 3.0.6

おおっ、入った。

Rubyは流行ってるからなのか簡単なインストール手順は検索でヒットするのに、詰まったときの対処法ページになかなか辿りつけない印象だった。
あと黙ってお前らはgemとrails入れればいいんだよ的なページが多く、gemとrailsがどういう役割なのか書いてないページも多かったな。
全然本業に手を付けてない。。。