Windows 10 for Phones 使用感
Windows 10 for Phonesのテクニカルプレビューが開始されました。
幸い、自分の持っているLumia 636はテクニカルプレビュー対応機種だったので、早速インストールしてアップデートすることに。
インストール手順
テクニカルプレビューなので、通常のアップデートやPreview for Windowsには降ってきません。 Windows insiderプログラムに登録した後、ストアから専用アプリをダウンロードする必要があります。
インストール後、Insiderアプリを起動し、「Get preview builds」をクリックします。 対応機種であれば、テクニカルプレビューの選択画面が表示されるはず。
Insider SlowとFastがありますが、SlowはInsider入れてる人全般向け、Fastは安定してないけど最新機能をいち早く入れたい人向けぽい。
迷わずFastをクリックし、「設定」->「更新プログラムを確認」してインストールします。
インストール完了
インストール開始後、30分くらいで特に問題もなくインストール完了しました。
見た目もあんまり変わってないです。起動にかかる時間が8.1よりも速くなってるのと、起動後にすぐ4Gを掴んでくれるようになったのが嬉しい。
使用感
数日使ってみての使用感です。
電話
WindowsPhoneをメイン端末で使ってる自分としては、電話は死活問題。
UIに若干の変更がありますが、通話、着信ともに普通に使えました。
メール
メールも普通に使えます。が、、、、
キーボード配列が微妙。
なんとなく、「.com」長押ししたら「.co.jp」とか「.ne.jp」とか出てくるのかなーと思ったけど、特にそういうのも無いみたいですね。
英字打つときはQWERTY配列にしてるんで別に困らないけど、結構つらい。
キーボード配列変わりすぎて誤爆ばっかりするし。
ちなみにQWERTYにしたきのキーボードがこちら
左下に見えるオレンジの「・」は、ポインティングデバイスみたいなやつで、文字間の移動や挿入するときに十字キー代わりに使います。
ていうかWP8のI型カーソルが一番使いやすかったんですけどあれに戻す気は無いんですかね。
なんかこれレノボPCのアレを連想させて個人的には嫌いです。
Bingサーチ
個人的に想定している検索結果を全く出してくれないBingサーチ。
でも検索エンジンを変更できないから使い続けるほかないBingサーチ。
WPユーザーの中では圧倒的知名度を誇るBingサーチ。
彼は変わってしまった。
WP8.1までのBingサーチ画面がこちら
Bingの特徴でもある美しい画像が画面全体に表示され、タップすると画像に関する豆知識が読めるという素晴らしい出来でした(検索の結果の是非は置いておいて)。
それが
何この雑さ。
正式リリースのときはかつての画面が戻ってくると信じたい。
ちなみにCortanaは相変わらず国内では利用不可。
バッテリー
1割くらい悪くなった感じがしますが、さほど気にならないレベル。
フォトアルバム
一番大きく変更され、かついかにも開発が間に合ってない感が漂ってます。
ぱっと見作りこまれてるようですが、、、
お気に入りがなくなってる・・・
試しにアルバムをクリックすると
未実装><
フォルダーも
未実装
このへんは正式版に期待ですね。
エクスプローラー
端末内部のドキュメントにアクセスができるようになりました。デスクトップOSとの統合の成果ですね。
個人的には結構すごいことだと思うんだけど、あんまり注目されて無くて悲しい。
通知センター
いろんなところで言及されてますが、通知センターに表示できる項目が増えました。
インターネット共有が1クリックで実行できるのは便利。
その他
設定画面がWindows10ぽくなったりとか。
困ったこと
テクニカルプレビューなので、若干画面エフェクトがもっさりしたり、応答がなくなったりするのはわかるんですが、設定してたアラームを全部消して、「7:00」のアラームを勝手に追加するのはやめていただきたかった。
朝遅刻しそうになって焦った。
あと音消してバイブレーションのみのアラーム設定ができないっぽいんだけど、このへんは明日の朝のお楽しみですね。
まとめ
MSが結構頑張ってWP8.1とほとんど変わらないレベルを維持してくれてるのはすごいなーと思いました。
スマートフォン界隈はOSが成熟してる感があるけど、久々にこういう荒っぽいプレビュー版が触れてWPユーザーで良かったと思いました。