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Windows 10 for Phone build 10051がやってきた
世間は新Macbook発売、AppleWatch予約開始で賑わっているようですが。
奇しくも本日Windows 10 for Phone Technical Previewの最新版が降ってきたので早速アップデートしました。
以下変更点を羅列。
動作が遅くなった
Lumia 636はメモリ1GなのでWindows Phone8の頃は随分快適でしたが、全体的にもっさりしてます。
一つ前のbuildでも遅くなったと思いましたが、さらに重くなりました。
システムフォントがメイリオの日本語サブセットになった
以前は微妙に中国語が混ざっていましたが、ちゃんとした日本語フォントになってました。
その反面、Windows Phone 8アプリでフォントが正しく表示されないものがいくつか。
愛用してるMetoroHatenaR.WPは全滅です。
Facebookアプリはメイリオのお陰でよりデスクトップぽくなってます。
メールアプリが消えて、メーラーがOutlookになった
結構使い込んでたんですけどね。標準メーラー。
Outlookに統一する方針のようです。
見た目はWin8のデスクトップアプリそのもの。
左右スワイプでアクションが設定できるのが地味に便利
署名の自己主張がiPhone並み。
Outlookに関しては、現時点で致命的な問題がいくつもあり、常用は厳しいです。
すぐ固まる、すぐ落ちる
日本語メールは受信できるが、作成できない ←致命的
IMAPの設定がつらい
MXがドメインと別だと、標準のアカウント設定で設定できません。回避策はあるけど面倒
カレンダーアプリが変わった
これもデスクトップ版と統合されました。
ただしこちらは日本語入力可能。
カレンダーアプリとメールは内部的にOutlookとして統合されているらしく、互いのアプリを行き来することが可能です。
だったら尚更送信メールの日本語入力を可能にしておけよと。
People Hubが増えた
People Hubはおそらくデスクトップ版と個別に開発していたのでしょうか。 PeopleとPeople Legacyの二種類に増えてました。
新PeopleはPeople Legacyと設定を共有していて、見た目を変えてるだけっぽい。
ヘッダー部分にもα版だよ、と断りが入ってます。
アラームが初期化される
何で毎回ウィークデーの7:00に初期化するんですかね。これ平日アップデートしてたら確実に遅刻してた。
あと相変わらずアラームのバイブ設定ができない。
Project Spartanが来た
bingサーチからの呼び出しは今までどおりIEなので、試験的リリースのようです。
レンダリングはIEより速いですが、検索窓で検索するとIEに飛ばされるのはご愛嬌でしょうか。
Cortanaは来ない
対応リージョンは増えたんですが、日本は含まれず。
改善された点
- 日本語入力が若干マシになった
前ビルドの日本語入力は相当ひどかったですが、だいぶマシになってました
- 電話番号入力のUIが8の頃に戻った
これも前ビルドが酷すぎただけですが。
総評
すでにWindows 10 for Phoneのテクニカルプレビューを入れてる人にもオススメできません。
Windows Phone 8の人にはもっとオススメできません。
以上です。