Windows版Titanium Mobileでfastdevしようぜ!
どうも〜。tokyo-tube効果で細々と見ていただいて満足の僕です!
今回は久しぶりにTitanium Studioについて書きます。
Windows版Titanium Studioを使ってて困るのは、ソースのビルドに時間がかかりすぎる事だと思います。
これに関しては半ば諦めていた方も多いと思いますが、#TitaniumJPのツィートを見ていたら、こんなつぶやきを発見した。
fastdevとはなんぞ?と思ってAppcelerator Developer Blogを見てみると、
1.7.0からJSのビルドを早くするよ〜。Fastdevっていうよ〜。と言ってるようだ。Because of these, and other reasons, prototyping and testing your JavaScript changes in Android can turn out to be astronomically painful. Beginning in Titanium Mobile 1.7.0, these pains will be a thing of the past due to a new feature I’m introducing today called “Fastdev”.
ちなみに現在のSDKは1.6.2が安定版で、1.7.0はnightly buildでも手に入らないので、現時点ではサイトから直接入手する必要があります。
ということでサイトをホイホイ訪問
おっ、1.7発見!と思ってダウンロードして入れてみたが、このプレビュー版にはfastdevが入っていなかった。
...orz
公式に上がってるプレビュー版ではなく、今はまだ開発版にしか入っていないようだ。
Appcelerator Developer Blogにも書いてあった
見落とすよね〜。
落としたら解凍し、出てきた1.7.0フォルダを下記のパスへコピー
C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\Titanium\mobilesdk\win32
Wikiによるとfastdevはコマンドラインから使用するとのことなので、言われたとおりパスを通す。
環境変数pathに以下を追加
C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\Titanium\mobilesdk\win32\1.7.0
一応コマンドラインで動くか確認
fastdevコマンドがあるのを確認
とりあえずテスト用に1.7.0で適当なプロジェクトを作る
TestTestとか適当な名前で作りました。
あとは使い方どおりにコマンドを実行!
そしてエラー!エラー!プロジェクトまでのファイルパス>start /B titanium fastdev start
C:\Titanium\TestTest>C:\Documents: can't open file 'and': [Errno 2] No such file or directory
何でだorz
バッチの中身を見ると、内部でtitanium.pyを呼び出して処理させているようだ。
pythonは門外漢だが、中身のファイルを見てみることにする。
ううむ。どうもexecさせるタイミングでファイルパスを渡してるのだが、「Documents and Settings」の半角スペースをパスとして渡せていないようだ。
とりあえず実行するプログラムは判ったので、コマンドラインから無理矢理実行することに。
cd C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\Titanium\modules\win32\python\1.1.0
C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\Titanium\modules\win32\python\1.1.0>python.exe "C:\\Documents and Settings\All Users\Application Data\Titanium\mobilesdk\win32\1.7.0\android\fastdev.py" start "C:\Titanium\TestTest"
実際に試してみると、たしかにエミュレータへの流しこみは格段に早くなりました。
しかも1.7.0からはTitanium Studioでのデバッグコンソールがちゃんと動くというありがたい機能追加が!
しかしパスが通らない問題はどうにかならないかな。。。教えてエロい人!